二乗千年

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2022-01-01から1年間の記事一覧

2022-08-03

ぬるい膜であやとりする見せられないが義務からくる固形の涙を足に括る時計の針全部下がるそうか地下かギターケースに師弟すっぽり弦も張る豊かな緑撒き散らす気球なおも萌えて通信を終えてすぐ星を映す原油ぼくが美しく囚われる手首からする匂い令嬢流し込…

2022-02-19

橋から切れた数珠少しずつピアノを打つ錆が事象としてわからない虹は書けるのに拷問と轟音いずれも生の範疇溜まり場突く接続詞の芯喉から深く目眩ましから鋭角に開けた農園いずれダンサー跳ねさすバネ凛として逸脱歳時記の夏を毟るまた訪うためひとりと小鳥…